①飯能で1日過ごす。棒ノ折山~苦しい下り~

飯能市は埼玉県にあります。

飯能市は埼玉県にある市です。

飯能市には、山が結構あります。具体的には、ざっと数えただけでも15山も。

飯能にある山
  • 天覧山(てんらんざん):標高197m
  • 柏木山(かしわぎやま):標高303m
  • 蕨山(わらびやま):標高1033m
  • 多峰主山(とうのすやま):標高271m
  • 金毘羅山(こんぴらさん):標高659m
  • 大仁田山(おおにたやま):標高505m
  • 棒ノ折山(棒ノ嶺)(ぼうのおれやま):標高969m
  • 天覚山(てんかくさん):標高446m
  • 第二天覧山(だいにてんらんざん):標高147m
  • 神久山(しんきゅうやま):標高168m
  • イモリ山(いもりやま):標高430m
  • 大蔵山(おおくらやま):標高720m
  • 愛宕山(あたごやま):標高660m
  • かまど山(かまどやま):標高291m
  • 橋本山(はしもとやま):標高321m

今回は4月最後に日に、飯能市の山の中でもダントツの人気の山、棒ノ折山に行ってきました。

棒ノ折山の交通事情。

飯能には西武池袋線が乗り入れいています。

さいたま市在住のアフロは最寄り駅からは、1時間16分かかりました。

横浜駅から電車で1回の乗換え、約1時間30分。

池袋駅から、イエローの座席が印象的な特急ラビューを利用すれば、約50分。

そして、飯能駅から登山口まではバスを利用する。

国際興業バス
  • 便の間隔:だいたい1時間に2便
  • 電車との連絡:連絡はしていない
  • 休日の混雑具合:20分以上前からバス待ちの列ができるので、飯能駅に着いてトイレを済ませたらバス乗り場に直行して並ぶのが無難。
  • 登山口「ノーラ名栗・さわらびの湯」までの時間:約40分

ノーラ名栗・さわらびの湯行バス時刻表

ノーラ名栗・さわらびの湯バス停

山と新緑の緑が有馬ダムに映える景観が素晴らく、一気に小旅行気分に。

視界がひらけて、とても気持ちがいい場所だからか、ライダーがたくさんいました。

写真はありませんが、バス停の名称にもなっている「ノーラ名栗」があり、そこの木造のオシャレなトイレを利用することができます。

ノーラ名栗
  • ノーラ名栗とは:北欧文化を体験できる複合施設
  • 宿泊:グランピング宿泊(宿泊者限定ナイトサウナあり。)
    • 利用料:2名利用30,000円~
  • ペット同伴宿泊可
  • マーケット
    • 内容:地元や近隣野菜の販売
    • 開催日:第二・第四土曜日
    • 時間:11時~16時
  • コッコバーベキュー:北欧風のバーベキューが楽しめる
  • ノーラ名栗

棒ノ折山登山の辛いところはトイレが全くないこと。

必ずトイレは済ませておきましょう。

棒ノ折山

棒ノ折山は標高が1000mにも満たない低山で、初心者向きの山と紹介されていますが、なかなかバリエーションがありました。

事前に行程を作成していましたが、道を間違えたり、その他色々あり、ゴールのさらわびの湯に到着した時には、16時前になっていました。

今回の行程
  • 集合時間:8時
  • 集合場所:さわらびの湯第3駐車場
  • 参加人数:3人
  • 持ち物:水分(1ℓ以上推奨)、ファーストエイドキット、食料等、地図アプリに情報をいれたスマートフォン
  • 行程
    • さわらびの湯第3駐車場:8時15分スタート
    • 白谷沢登山口:8時35分
    • 白谷沢:9時30分
    • 岩茸石:10時20分
    • 権次入峠:10時50分
    • 棒ノ嶺(棒ノ折山):11時5分(お昼休憩30分)
    • 岩茸石:12時20分
    • さわらびの湯にゴール:14時20分
    • さわらびの湯で入浴
    • さららびの湯バス停:15時38分or16時6分のバスに乗車

白谷沢登り~ゴジュル帯~

棒ノ折山の人気の秘密は、ゴルジュ帯。まだ山の経験は少ないものの、ゴルジュ帯を満喫できる登山はそんなにないような気がします。

ゴルジュとは

両岸を急な岩壁に挟まれた細い谷のこと。廊下(ろうか)とも。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用

沢のすぐ横の岩を登って進んでいきます。

前日が雨だったため、水かさ増していて、時おり靴が水に浸かりました。

大雨のあとは、その日天気がよくても計画を中止した方がいいでしょう。

アフロ

苔むした岩と、新緑の緑、そして澄んだ水が流れる音でマイナスイオンを大量に浴びているのが感じられた♪

低山だけど、鎖場でスリルも味わえる!

写真を撮る余裕がなかったけれど、沢沿いの岩登りの後は、休む間もなく鎖場が待っていました

これぞ山の醍醐味。平地では味わえないスリル。

ゴールデンウィークの初日だから、家族で登山に来ている人が多かった。

小学校にもまだ上がってないんじゃないかと思われる子供たちも結構いて、同じように岩を登ったり、鎖場を登るのかと驚きました。

岩茸石

山頂に向かう途中、岩茸石とよばれる巨石がありました。

復路はこの岩茸石を通過してからは、白岩沢を通らず尾根を歩きます。

棒ノ折山、山頂。

ほどなくして、山頂にあっさりと?到着し、この時はまだまだ3人とも元気で余裕がありました。

この後は、かなり苦戦することになります。

よく見ると、「環境庁 埼玉県」とあります。こちらは、標高969m

この日はじめて履いたトレッキングシューズ。山はいつもトレランシューズしか履いたことがなかったから、動きが鈍くなりました。

少し離れた場所にある、東京都が立てたらしい、こちらの標高はなぜか976米

案内板も、埼玉県と東京都の二つありました。

下りには地獄が待っていた。

下りはとにかく、根っこ地獄だった。

そして、下りでは粘土質の赤土があったりと、何度も滑りそうになる。

そして、道をまちがえてしまった。

ガーミンの地図から道が外れてしまっていたことがわかっていたのに、そのまま放置していた。

アフロが悪い。あとの2人に申し訳なかった。

でも、これらのことは実は大したことじゃない。山であればふつうのことだ。

最悪なのは、予想はしていたが、収まったと思っていた膝裏の腱の痛みが再発したこと。

5キロもないのに、長い長い下りだった。

さららびの湯

とにかく長く感じた苦しい下りが終った。

そして無事に3人でゴール!

さららびの湯までは坂道を登らないと辿り着けないけれど、とにかく下りでないから問題なし。

そして、やっとお温泉でゆっくりできると思ったら、なんとお温泉待ちの列ができていた

やはりGWをなめてはいけない。温泉で並ぶのなんてはじめてだ。

でも、待ち時間は20分ぐらいだといわれて3人で待つことにする。

順番がきて建物の中に入ってみると、特に混雑していることもなく、快適に過ごすことができた。

木がふんだんに使われた建物で、広々としてリラックスできる。

そして、スタッフがきびきびとよく働いて、よくお客に声を掛けていて気遣いがあり、とても気分よく過ごすことができた。

膝裏はまともに歩けないぐらい痛むが、温泉にゆっくり浸かり、スタッフの温かいもてなしを受けリフレッシュすることができてよかった。

新緑を眺めながらマッサージができる

さららびの湯HPはこちら

そしてこの後、更に山での下りの苦しさを払拭するようなことが起きる。長いので続きます。