奥多摩むかし道&大多摩ウォーキングトレイル

奥多摩駅~奥多摩湖バス停~奥多摩むかし道~奥多摩駅~大多摩ウオーキングトレイル~古里駅

アフロ

3月に奥多摩に行ってきたよ!
元々の予定30kmが直前になりコース変更。でも、そのおかげで時間的に余裕ができ、寄り道して色々な発見と経験ができた♬

奥多摩駅

奥多摩駅、外観が風情があっていい。郵便ポストも昔のまま。一気に小旅行に来た気分になってきた。

早めにバス停に並んで正解!この日は快晴で、登山客でバス待ちが行列になったよ。

奥多摩湖バス停前

バスで一気に奥多摩湖へ到着。水面に山が映りこんでいる綺麗な景色を眺める。

奥多摩むかし道

奥多摩湖から元気にスタート!…しかし、しょっぱなからアフロが苦手な激坂がはじまる。すぐに参加しなければよかった、ついていけない、帰ろうか…と弱気になる。もちろん、みなとは引き離され最後尾に。

激坂を登りきった場所では、待ってくれている仲間がいた。もう少し頑張れるかもしれない。

道所吊り橋

昭和51年に竣工された道所の吊り橋。「この橋を渡る際は、安全上、2人までとしてください。」という注意書きの看板があった。人数でくくるより、体重じゃないのか?とつっこむ。木でつくられていて、木と木の間は隙間があり、結構揺れた。主催者のOさんは隙間から見える景色で高さに恐怖を感じるようで、少し渡ったものの、引き返してしまった。

しだくら吊り橋

さっきの道所の吊り橋とちがって何年に竣工されたか不明。全長67.15mで町内で一番長い吊り橋。調べてみると、以前は8人まで同時に渡れたとかで、再訪したら1人でしか渡れないようになっているかも。最初の一歩から板がフカフカして、ところどころひびがはいってるぶん、スリルを味わうにはもってこい。ちなみに私たちは誰もスリルを味わうことなく釣り橋を後にすることに。

奥多摩むかし道をすすんでいくと、左手に立派な真新しい立札が。珍しく英語表記まであった。急な階段で、一瞬寄り道することをためらうが、時間も元気もまだ残っている私たちは登ってみることにした。

白髭神社

急な階段を登りきると、そこに神社はなく、奥にはいっていく道筋があった。と、進んだ先にはこれまで見たこともない大きく露出した断層が!大正15年に都の天然記念物に指定されたというのも頷ける、非常に珍しい光景を目にすることができた。

急に断層が迫ってきて、神社が押しつぶされないように火事場のバカ力で支えました!

境の清水

たくさんのペットボトルに水を汲んでいる人がいて、アフロも一口天然水を飲ませてもらった。柔らかく、冷たかった。夏だとこういう場所があるとすごく助かるだろう。後からも水を汲む人が来て、この水でコーヒーを飲むとおいしいだろうと想像する。

わさび畑

分岐して、水が流れるようにしている。左手上に見えるのはわさび。水がきれいだといいわさびが採れると何かで読んだことがあるような気がする。わさびの直売所もあるようだ。

進んでいくと、現在は利用されいないトンネルを発見した。中は真っ暗。少し入るとひんやりとした空気を感じる。非日常な感じでワクワクして興奮するアフロ。

線路の上の歩くなんて初めての経験かもしれない。後になってわかったことだが、この線路は小河内ダムの建設・工事のために、かつてトロッコが走っていたレールだった。

アフロ

アフロは廃墟に魅力を感じるから、今は利用されなくなったトンネルや線路を見ることができて嬉しかったよ!ダムを見れば、もしかしたらダム建設の折には、沈んだ集落があったんじゃないかとか想像したり

前半の奥多摩むかし道を制覇し、奥多摩駅に戻ってきた。ここで約10㎞。辿ってきた道筋を振り返る。後半は大多摩ウォーキングトレイルの道を行くことに。

卵道〜TAMAコレクション〜

奥多摩駅にだし巻き卵専門店の卵道(ランウェイ)があった。プリンもおいしいらしい。店内飲食、テイクアウトも可能。ゴールの古里駅にもある。お土産に購入を考えたけれど、2時間以上かけて電車で帰るため断念した。

大多摩ウォーキングトレイル

白丸ダム

梯子のように見えるのは魚道。魚がダムと多摩湖を行き来するための魚道が全国でも珍しい白丸ダム。魚道を見学できる時もあるようだが、運悪く、この日は魚道を見学できないようだった。螺旋階段が迫力あるようなので再訪した暁にはぜひ見学したいと思う。

OPT(Okutama Pikapika Toilet)

とにかく、今回のラン・トレイルではトイレに困らなかった。しかも、不便な場所のトイレとは思えないほど、設備がよくピカピカに磨き上げられていた。本当にありがたい。と、思ったら奥多摩は「日本一観光用公衆トイレがきれいな町」を掲げているとのこと。

ゴールが近付いてきたところにもまた、坂。坂が心肺機能・脚力の向上にいいトレーニングなのはわかっているものの、やっぱりつらい!アフロは情けなく、やっぱり途中歩きもはいった。最後少し走った先には見晴らしがいいステキな休憩スペースがあり救われる。

ゴールの古里駅

最後は思っていたよりあっさりとゴール。今日も主催者Oさんの細やかな気遣いのアテンドは健在だった。そしてマラソン大会の経験豊富なSさん、初マラソンに挑戦するEさんという仲間と一緒だから楽しく過ごすことができたことに感謝した一日となった。

次は、アフロが苦手とする足柄峠走トレーニング!制覇することができるのか…自信が全くない。