以前は、定休日を確認しておらず、からぶりに終わった初後亭にやってきた。
駅から少し離れていて、奥まったところにあるけれど、それがまた隠れ家的な感じがしてそそられる。
14時頃に着いて先客の1人も帰ったため、少し店主とお話することができた。初後亭は、開店してから、今年で17年目になるとのこと。
初後亭のメインの柱と屋根等はプロに発注したものの、あとの内装等は全て素人の店主の手によるものだと聞いた。
仕事をしながら通い、約3年かけて開店にこぎつけたそうだ。
この庭を眺めながら食事をした。緑を目にしながらというのがいい。
おしながきにも一応目を通したが、数ヶ月前から注文するものは決めていた。
おしながきには、「引きずり出しうどん」の食べ方が。
もちろん、注文したのは「引きずり出しうどん」。やっと食べることができた。
野菜まし、身体によさそう。ネギに添えられているのは、手作りの柚子わさび。これがいいアクセントになった。
まず、鰹節をつまんでお椀に入れ、お好みで醤油をかけ、うどんを具を入れ、そこにゆで汁を入れて食べる。こんな食べ方は初めてで新鮮だった。
うどんは、どちらかと言うと柔らかめの食感だった。
「引きずり出しうどん」は、この初後亭で食べるからいい。うまく表現できないが、山を下りてきて、お腹を空かせて食べるこのホットできる空間と、優しい味、全てが揃って満たされる。
お店が店主の手づくりなら、うどんも小麦粉から店主の手作り。
小麦は、お米よりも育てるのが難しくない。お米は水を引いたりする時に、周囲の人と協力しないと育てられないから、日本では自然と強調性が育まれてきたように思う。
うどんの量が結構あったため、どうしようかと迷ったけれど、このプリンを食べることができてよかった。奥様の手作りで、アフロ好みの固い、素朴なプリン。特に普段はプリンを食べることはないけれど、あまり甘くないのがよく、緑茶にあった。
初後亭は駅から徒歩4分ほど。線路沿いを青梅方向に歩くとガードが見えてくる。ガード前に看板あるので、そこを右折して進むと右側にある。
- 営業時間:11時~15時(その日のうどんが品切れとなればおしまい。)
- 定休日:毎週、水曜日と木曜日(祝日営業)
- 最寄駅:武蔵五日市駅から徒歩4分
- お店の特徴:うどんには自家製栽培粉を使用
- TEL:042-596-0541
今も、日々、どこかしら手直しをしてアップロードしてるそうだよ!