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実家のお風呂+洗面所リフォーム
家も古くなれば当然メンテナンスが必要になってきます。令和5年に築35年の実家のお風呂+洗面所をリフォーム、追うようにして築20年の我が家のお風呂もリフォームをすることになりました。同じお風呂場でも対照的なリフォームになるため記録したいと思います。
一戸建のお風呂は寒い!
令和5年11月からアフロ家のお風呂リフォームが進行中です。
アフロ家のリフォーム話をする前に、まずは施工済の実家リフォームでお茶をにごしましょう。
生まれは大阪なんで、今も大阪に実家があります。実家はセキスイツーユーホームの戸建で築約35年経っています。
お風呂のリフォームというと、10年ぐらい前に浴室暖房乾燥機を後付けしたぐらいで本格的なリフォームは今回が初めてでした。
この時はどうせ浴室暖房乾燥機を付けるなら、2月に娘を産んで里帰りしたときにあればよかったのにな~と思ったものです。さらに10年遡らないといけませんが……
産後はすぐに湯船に浸かっちゃいけないと教えられてシャワーだけだったのですが、無駄に大きい窓のせいで余計に寒く、入るたびにブルブル震えていたのを覚えています。
ことの始まりは無料の設備点検から
セキスイツーユーホームの家を建てたら、何年かに一度無料の設備点検を実施してくれます。
既に屋根をやり替えて玄関ドアも交換しています。
そして今回の点検で担当者がたくさんの写真を撮影して隅々までチェックをした結果、お風呂場は表面上は問題ないが、床下に湿気があり水が漏れていることが判明しました。
でもどこから水が漏れているかは不明。
セキスイの担当者
「このまま放置してしまうと家の他の構造にまで被害が及ぶ可能性があるため、工事をすすめます。」
予備知識が必要だからまずはプロ(?)に聞いてみた
ちょうど勤め先の事務所の新規顧問先となった会社が工務店だったため、所長の許可を得てリフォームの相談をさせて頂く機会にめぐまれました。
アフロからの質問
- どこに工事をお願いすればいいのか(工務店・リフォーム会社など)
- リフォームにあたって気をつけること
- 相見積もりをした方がいいか
工務店の財務担当者から頂いたアドバイス
今後も修繕が必要となることを考えたら一層のこと建て替え(半分土地を売ってその資金で)を検討した方がいいんじゃないか
という内容でしたが、親は却下。
まあそらそーだわな(;^_^A
リフォーム見積額は驚きの〇〇〇超え!
セキスイの担当者が見積を出してきたところ、お風呂場+洗面所で合計500万円超えと聞いてびっくり!
あ、ありえない!ちょっとおかしくない!?
高くても300万円程度じゃないの!?
- 洗面所からお風呂場への床をバリアフリーに
- 窓の造作を変更
- 洗面所には物干しを吊り下げ
オーダーメイドだから高額になるのは仕方がないそうで親はこの金額に納得していました。
楽して安心を手に入れたい親の選択
最初は見出しのチョイスを「母の選択」を「高齢者の選択」にしていました。
ただ、一般的には年齢が上がるにつれて気力がなくなり、面倒なことはお金で解決する傾向が高まると思うものの、こういうことは年齢問わず性分だなと考えを改めて変更しました。
驚愕の見積金額を聞いて、アフロは親ににいたずらに老後資金を減らしてほしくないとの思いから
「絶対に相見積もりを最低3社はとった方がいい!費用はかからないんだし。」
と力説しました。この時のアフロは仕事が忙しく余裕がなかったのですが、力説するだけではなく、通勤電車の中から実家の近所でリフォーム会社や工務店を探しては母に連絡を入れました。
でも結局は相見積もりをとることなく、至れり尽くせりの担当者がいるであるセキスイファミエス(セキスイツーユーフォームのリフォーム会社)に依頼しました。
高額な費用さえ出せば全てお任せでやってくれて、アフターフォローもバッチリだから楽ちんでしょって。
プロの営業さんはさすがに人の心をつかむのがうまいよね~!
要は「ジレット商法」にはまっただけの話
「ジレット商法」とは髭剃りの本体価格を安価に設定して、消耗品である替刃で継続的に利益を得ていこうというやり方です。
ジレット (Gillette) は、剃刀製品のブランド。元はアメリカ合衆国の独立企業だったが、2005年以降はプロクター・アンド・ギャンブル (P&G) が販売している。
引用元:ウィキペディア
今だとプリンタなんかそうですよね。年末になると印刷に出すには割安だし、好きなだけ種類も作れるからとカラーインクジェットプリンタが一家に一台というぐらい普及しましたよね。
でもその年に1,2回しか使わない純正インクカートリッジが高い。プリンタ本体は3万円あれば購入できるのに。
そしてハガキが63円から85円に値上げされてしまい、去年で年賀状じまいした人がたくさんいたんじゃないかな。
年賀状をいただくことは大好きなので日本の風習がなくなるのは何とも寂しく感じます。令和生まれの子供は年賀状を出す経験もないまま大人になるかもしれませんね。
今年カラーイラスト付きの年賀状を買ったら、なんと10枚で2千円ぐらいしました!おいそれと失敗できないです。
1枚200円は高っ!と思ったものの、アフロが20代の時の先輩や娘が赤ちゃんの頃に出会ったママ友と、ハガキ1枚で長い年月お互いの近況を交換しあえるツールとしてお金に換えられない価値があるんじゃなかろうか。
唐突ですが話を元に戻します。
なんのことはない、親は約35年前にセキスイツーユーホームの家を建てたときから、セキスイが描いていた手中に(自ら喜んで)はまっただけ。
検索すると、セキスイのリフォームはセキスイじゃないと対応できない、他社に頼むと保証対象から外れる…みたいな内容が散見されます。
企業は売上をあげてなんぼですから、建てて終わりではなく、無料設備点検の旗を掲げて収益の囲い込みにくるわけですね。
これは立派なビジネスモデルとして成立しています。消費者は嫌だったら断ればいいだけですから。
お金に余裕がある場合は、時間の方が貴重だからと丸投げするのもありでしょうね。
住宅メーカーじゃないところにリフォームを頼んだら?
積水ハウスの家を建てた知人がいて、トイレのリフォームをしたことがあるというのでどこに施工を頼んだか聞いてみました。
「はじめは積水に見積してもらったけど、高くてびっくりして、近くのホームセンターに見積してもらったら3分の1ぐらいの金額だったから決めたけど別になんの問題もなかった。」
セキスイツーユーホームと積水ハウスは全く別の会社の住宅です
お風呂+洗面所のリフォームとトイレリフォームでは規模がちがうため単純に比較はできませんが、探せば300万円ぐらいでうまくやってくれるリフォーム会社があったかもと思います。
満足いくリフォームにするには
親がセキスイファミエスに決めた後は一切なにも口をはさむことはなかったです。
少しでも自分が費用をもつなら別ですが、そんなことは要求されなかったし、この先の親の生活がリフォーム費用のために立ち行かなくなる心配は皆無だと判断したからです。
実家に行ってリフォーム完成後のお風呂+洗面所を見ましたが、壁のクロスがオシャレでフランスのアパルトマン(根拠なき勝手なイメージ)のようで、古い家の中でここだけが別世界でした。
今度実家に行ったときは写真を撮ってきてここでお披露目しようと思います。
結論:母が納得して決めて結果として満足しているのでよかったです。
リフォームで様々な世界が見えてくる
世間知らずで無知なため、実家のリフォームに間接的に関わっただけでも色々と勉強になりました。
当初はアフロ家のリフォーム話も一緒に書こうと考えたのですが、長くなってしまったので続きは別にまた次回書こうと思います。
こんなこと言われたら誰だって「工事しなきゃ!」ってなるよね~💦