浦和の老舗喫茶「やじろべえ」

ドアの奥は異空間。

喫茶「やじろべえ」はお気に入りの場所。あわただしい日常に疲れたときにふと足が向かうのです。

何度か訪れたことがあるけれど、騒がしいと感じたことがありません。 ここにいる人は静かに会話を楽しんだり本を読みふけっている印象です。

ドアの中に足を踏みいれると途端に昭和の時代にタイムスリップしたような不思議な感覚。

なめしたような褐色の空間にいると心が静かになって落ちつきます。

「やじろべえ」は昭和50年に開店しました。

振り子時計が静かに時を刻む。

この空間にBGMはありません。

自現役のボンボン時計の音にしびれるよ～♪

戸棚には年代を感じさせるカップが並んでいます。

年季がはいったお品書き。

この日はマンデリン。落ち着いた味わいです。

カウンター席が好きです。ときには常連さんとお喋りを楽しみ、都内で保育士の仕事をされている女性と1時間ほど話し込んだ日もありました。

クリアケースに入れただけのお品書き。1995年からずっと値上げしてないってことでしょう。

珈琲のお供にチョコレートケーキがおすすめ。

前からねらっていたチョコレートケーキ。しっとりと濃厚でおいしくペロリと頂きました。

こんなアイスコーヒーはじめて！

とっても濃いんですよ、氷が溶けるのを待つぐらいに。お行儀が悪いと思ったんですが、お冷やに入っていた氷をたしてしまったぐらい濃いです。

いつもならアイスコーヒーはホットとちがってグビグビ飲み干してしまうのですが、スローペースで飲んでなかなかカラにならない。

女主人が教えてくれたけど、お店がCM撮影の舞台になったことがあるそう！

「やじろべえ」の概要

駅から少し歩くおかげか、土曜日でも満席だったことはないよっ♪