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奥多摩駅のタクシーは一台のみ!
「リーガルキャブ」070-3168-6256。奥多摩駅でタクシーを呼べるのはこの電話番号のみ。しかも、なかなかかからない。
流しのタクシーは皆無だし、配車サービスに連絡するもエリア外でアウト。
奥多摩駅には、軽快なトークが面白い男性ドライバー が1人しかいない。このドライバーが、駅でお客を乗せて目的地まで運び、再び駅にまい戻り、次のお客を目的地に運んで…この繰り返しだ。
何人か並んでいたら、お互い目的地を確認しあって、方向が同じなら相乗りすることを強くおすすめする。
そのときは、5人がタクシー待ちの列に並んでいた。聞くとアフロの後ろの男性の目的地が同じ方向だった。
もちろん相乗りすることに。
絶望的なタクシー待ちが楽しい時間に変わった。
一緒にタクシー待ちをした年配の男性の傍らには、かなり大きなリュックがあった。20キロ以上もあるという。
聞くと、これから単独で酉谷山に行き、途中バリエーションルートを辿り、山小屋で一泊してから翌朝は秩父の方まで遠征すると言っていた。そして20年ぐらい登山の経験がある大先輩だとわかった。アフロが、両神山を登ったことあるかを聞くと、こともなげに「ありますよ。」と。
両神山は、鎖場だらけで、垂直に近い岩場もある、とても恐ろしい山だ。アフロは一生登ることはないだろう。
別の60歳前後の女性は、今朝、大津(滋賀県)から来たという。小屋に一泊する予定で、単独で雲取山を登りに来たそうだ。わざわざ?と思ったが、百名山を目指しているのかもしれない。
この女性も先の男性と同じく山の経験が豊富そうにみえた。仲間と一緒に山を楽しむのもいいが、この2人は自分しか頼ることができない、1人で山に向き合う楽しさを知っている。
PORT OKUTAMA (オクタマエキウエショップ)
PORT Okutama は奥多摩駅の2階にある。駅のホームの電車を眺めながら、カフェでゆったりと過ごすことができる。
電車の本数が少ないため、電車の待ち時間を過ごすにもピッタリだ。
広々とした店内では、登山やトレランのあとに楽しめる工夫がなされている。
- Gitta Ciffee: 奥多摩唯一のスペシャルティコーヒー専門店
- SIBATARO CAFE
- 食事メニュー:特製牛丼、鳥そぼろ丼
- 本格カレー専門店(2022年春~)
- アルコール・ソフトドリンク
- VERTERE専用サーバーあり(本格醸造クラフトビール)
- Wi-Fiあり
- Maunga:中古アウトドアショップ
- waen:多摩産素材の木工品
- かもんみーる:無添加・安心な手作りクッキー
中古アウトドアショップMaungaの商品委託販売を行っている。フィッティングルームで試着も可能。
店内の常設ステージでは、ごくたまにライブが催されるようだ。チャンスがあればライブを聞いてみたいと思うものの、ライブ終了後に奥多摩から自宅に帰れるのかを今から心配してしまう。
ライブのスケジュールはFBのPORT Okutama でチェックできる。
- 営業時間
- 日中ランチ営業:11時~18時のところ、平日17時まで。土日祝17時30分まで。
- 夜間バータイム:18時~22時30分のところ、夜間はクローズ。
- 定休日:月曜日が休みのことが多い。
- TEL:042-85-8630
- アクセス:奥多摩駅構内2階
※営業時間は、蔓延防止等重点措置の対象エリアとなったため、変更になっている。
待合室、更衣室、コインロッカー、靴洗い場と何でもござれ。
居心地がよさそうな広々とした待合室の壁には、更衣室・コインロッカー・靴洗い場の表示が見える。駅に更衣室があるのは初めて見た。
本当にあるのかを通路をすすんで確認した。一室ずつ男女それぞれの更衣室がある。3人ぐらいなら1度に入れそう。
OPTが活躍する「日本一観光用講習トイレがきれいな町」
駅の近くにはオシャレでピカピカのトイレがあった。さらに手前には靴洗い場もある。靴が洗いやすいように、傾斜がついた斜めの台が設置されていて、ブラシとシャワーが完備されている。
この日はじめて、プロフェッショナルなトイレ清掃集団OPT(オピト)のメンバーとすれちがった。トイレをきれいにしてもらっているお礼を言えばよかった、残念。
なにやら音楽が聞こえると思ったら、公衆トイレでラジカセが置いてあるのをはじめて見た。流れていた曲は、「OPT」のテーマソングなんだろう。
全部のボトルに書いてある文章はさまざまだ。そういえば、映画「アルマゲドン」の主演の穴掘り屋のブルース・ウィリスは引退してしまった。