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三峰神社「奥宮」妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)
三峰神社にお参りするときは、絶対に「奥宮」まで登頂しようと決めていました。
本当はバスを「岡本」バス停か「大輪」バス停で途中下車してハイキングしたかったのですが、最近は登山はおろか運動さえサボっているため余裕をもって行動した方がいいと考えました。
途中下車した人は5人ぐらいで、バスに乗っていたほとんどの人が終点の「三峰神社」バス停まで運命共同体となりました。
バスを降りてまずトイレで用を済ませたら、左手の階段を上ったところに「三峰ビジターセンター」があります。
「三峰神社」は左手、「奥宮」は右手の「雲取方面」に進みます。
現在地が「三峰神社」バス停を示しています。
黄色の「ここ」という字が「奥宮」。
三峰神社で参拝を済ませてから「奥宮」に参るのが筋かと迷いました。結局「奥宮」にしたのは、「奥宮」に向かう山の中でなにかあった時のことを考えたためです。
たとえば捻挫した場合に時間に余裕があれば気持ちにも余裕があり、トレッキングポールを杖代わりにして下山できます。
「奥宮」から下山して昼食をとっているときに遠くの方で雷がゴロゴロ鳴っていて、その後は小雨が降ったため、「奥宮」に先に参ったのは正解でした。
ここからはいよいよ「奥宮」への参拝がはじまります。
鳥居には「熊出没注意」の張り紙があり、熊鈴を鳴らしなが歩きます。
ここで「登山届」を出しました。低山で人もいるからといって侮ってはいけません。
登山経験が豊富な人でもいつなんどき何が起こるかわかりません。
小さく「三峰千年の森」の立札が見えます。
雑木林にシャクナゲが植栽され、春は花、秋が紅葉が見事です。
木で造られた鳥居です。ここからは本格的な山道らしき雰囲気で気持ちが引き締まりました。
こんなところに石塚
途中に石塚?がありました。
意図して造られたものだとは思いますが、調べてもなにかは不明。
知っている人がいればぜひ教えてください。
この鳥居の手前には東屋があります。
ところどころ紅葉している箇所があり季節の移ろいが感じられます。
十分注意してください
「鎖場!危険!」とありますが鎖が出てくるのは最後の最後です。
注意喚起を促すのは必要ですが、心配性なため「大丈夫かな⁈」と無駄に不安になりました。
ここから階段がなんども出現します。
こんな場所に階段をつくるのは大変だったでしょう。ありがたいことです。
「滑落注意!」の看板を見てさらに不安になりました(;^_^A
注意喚起の看板に心拍数を上げながらも景色に癒されながら進みます。
結構急なくだりの階段。
個人的に「こんなところに階段必要?」と思う箇所もありました。
多くの人が危険なく「奥宮」に登頂できるようにという願いからでしょうか。
ここは階段がないと危ない箇所で、階段が老朽化してたら大変だと心配になりました。
鎖を辿った先には「奥宮」様が待っている
最後に鎖が出現しました。
でも鎖は全く使わず、右横の手すりにつかまって登りました。
復路も同じ道を辿るのですがその時は後ろ向きになって、手すりにつかまりながらゆっくりくだりました。
「奥宮」に参拝したことを伝えると社務所にて御朱印がいただけます。
素晴らしい景色が目の前に広がります。写真ではちっとも伝えられないことが残念(;^_^A
やっと「奥宮」様に参拝することが叶いました。
祈ることはただ一つ。癌になった愛猫が元気に少しでも長生きしてくれますように。
「奥宮」(妙法ヶ岳)の概要
- 標高:1329m
- 頂上に「奥宮」様が鎮座している
- 雲取山・白岩山と合わせて三峰三山と呼ばれる
- 距離:約3㎞
何度も足をとめて写真を撮ったり水分をとったりしましたが、「奥宮」にかかった時間は往復1時間30分ほどでした。
最近は山にも行かず運動もサボっている50代女性のアフロなので、若い人ならもっと短時間で往復できるでしょう。
- 所要時間:片道1時間30分とあるが人による。
- 適している靴:トレッキング・トレランシューズ等の滑りにくいもの
- 適している服装:10月下旬でも登っているときは半袖が快適。調整がきくもの。
- 心構え:登山と考えること。油断すると滑落してしまう場所もある。
- 持ち物
- なくても大丈夫だったけれどグローブをしていると安全。
- 水分(途中買える場所はなし)
- 補給食:なくても平気だったけれど、事故にあった場合を考えると必要
- 荷物はザックにして両手をあけておく
- トイレ:途中にトイレはないため先に済ませておく。