6月18日、快晴。奥多摩駅前は登山の恰好をしたバス待ちの人たちでごったがえしていました。
けれどアフロたちはバスには乗らずに走って「奥多摩むかしみち」入口を目指します。
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コース。
8:15奥多摩駅〜都民の森まで36km(あれ、ガーミンの表示とちがう💦)
都民の森15:55or16:45最終バスに乗って武蔵五日市駅まで
むかし道10k(林道&山) ~奥多摩湖湖畔10k(フラットロード)~奥多摩周遊道路13k(登りロード)~下りロード3k
メンバー紹介。
①タロさん:主催者。試走会のスペシャリストで奥多摩ジャーニーは4回完走歴あり!
②アフロ:大会の混雑が苦手でおいしい物めがけて走る試走会が大好物♪
③かばちゃん:ひたすら明るく楽しいおしゃべりでみんなを元気にしてくれる♪
奥多摩むかしみち
廃線
草が鬱蒼と茂っているためわかりにくいけれど、➡の場所にはレールが敷かれています。
ただしレールが敷かれている場所は立ち入り禁止のコーン等が置かれていて進入禁止となっています。
以前「奥多摩むかしみち」を逆走した時にこのレールの上を歩いたことがありました。
反対側からは「立ち入り禁止」となっていないため、知らずに進入してしまったのです。
廃道(トンネル)
タロさんとかばちゃんにトンネルの中に入ろうよ!と誘ったものの、2人に断られてしまい 残念!
ヘッドライトがあったらよかった。
白髭神社(しらひげじんじゃ)
トレッキングコースを走っていると通り過ぎてしまいそうになる。
少し急な石段を上がり鳥居をくぐると迫りくる大岩が鎮座しています。
白髭の大岩
当社の境内を画する石灰岩の絶壁は、断層面の大露顕である。高さは約30メートル、横幅約40メートルで、向かって右上から左下に走る擦痕が一面にみられる。断層の規模はあまり大きくないが、このように断層が大きく露出しているのは極めて稀であり、学術上重要である。古代はこの岩壁そのものが御神体(磐座)と見られていたものと思われる。大正15年に都の天然記念物に指定されている。(奥多摩町教育委員会資料参照)
引用元:東京都神社庁
弁慶の腕ぬき岩
アフロの太い腕でも余裕でスッポリはいったよ~♪
カフェSIRUBE ~しるべ~
この店のマスター。蝶ネクタイがきまっていますね。
奥多摩の景色を眺めながらおいしい物を食べてくつろぐことができる空間。
畳に上がってしまったら最後居心地がよすぎて出られなくなる……先が長い我々には危険な誘惑でした。
このフレンチブルドックくんのお腹はスピーカー内蔵。どんな音色を聴かせてくれるのだろう。
煙突からは元気よくモクモクと煙が立ち上がっていました。
聞けば釜土からの煙で、しるべのカレーは釜土で三日三晩煮込んで作られるとのこと。
こんなことを聞いてしまったらもう絶対に食べに来るしかありません。
一生懸命走ったあとのご褒美としてしるべのカレーを食べたい!
お店の雰囲気はもちろん素敵ですが、なんといっても秀逸なのはこのお店を切り盛りしているご夫婦が醸し出す包みこむような雰囲気。
不思議になんだかとってもホッとします。長居してしまうことまちがいない。
奥多摩湖
奥多摩水と緑のふれあい館
こちらでトイレをお借りしました。
館内にはパノラマレストランがあり窓の外に広がる奥多摩湖と自然を眺めながら
奥多摩の郷土料理等が味わえるようです。
奥多摩町のゆるキャラ「わさびー」とご対面。
「奥多摩水と緑のふれあい館」にはひっそりとわさびーが生息しています。
わさびー
奥多摩町の特産「わさび」、「清流」、「豊かなみどり」をイメージし、頭部に町の花「ミツバツツジ」をつけて、全身で町をPRする元気いっぱいで親しみやすいキャラクターとして誕生しました。
引用元:奥多摩町
ワサビソフトクリームが売ってたけど本当にワサビの味がするのかな!?
奥多摩ではわさびが特産品で、以前来たときは「わさび田」を見ました。
わさびは大量のきれいな水があるところに生育が限定されます。
このため豊かな自然があり、きれいな水が流れる奥多摩でわさびが育まれるんですね。
奥多摩わさび
奥深い山間の清らかな清流で育つ奥多摩わさびは、古くは将軍家献上の記録もある奥多摩を代表する特産品の一つで、これまで多くの匠の技により守り育てられて参りました。
引用元:奥多摩町
奥多摩わさびは高級食材の薬味としてご利用いただく他、わさび漬をはじめとする様々な加工食品として町の各所で販売され、多くの観光客の皆様に愛されています。
一度は渡ってみたいドラム缶橋(麦山浮橋むぎやまのうきはし)。
ドラム缶橋はいつもそこにあるのですが、湖の水位によって通行止めになっている場合が多々あります。
ドラム缶橋を渡る目的で奥多摩にくる人は東京水道局のHPを事前にチェックしましょう。
この橋のことを知ってから2年経ちますがなかなか渡ることができません。
試走会で走りに来ている時に限って渡れちゃったりするんですよね。
今回は泣く泣くあきらめました💦
箱にいれてしまっておきたいタロさんの話。
2022年7月2日 僕は炎天下の奥多摩むかし道を走っていた。いやほぼ歩いていた。第12回奥多摩周遊エコジャーニー99kmに参加していたのだ。早朝5時に武蔵五日市をスタートして40km。気温は30℃はゆうに超えている。
まだ半分も来ていない。この先もっと暑くなる。果たしてこのまま動き続ける事ができるのだろうか…そんなネガティブな考えが頭をよぎるのは当然な事だろう。
その時目の前に現れた小さなお店。かき氷や冷たい飲み物を売っていた。迷う事無く抹茶ラテを頂く。僕はお腹が弱いのでかき氷は避けた。冷たい!甘い!
身体に英気が戻る気がした。その後は大してへばることなく、ゴール! そう、あの抹茶ラテで僕はゴールできたと言っても過言では無い。ゴールした仲間に聞くと皆あそこのかき氷に救われたと。
その後お礼を言いたく何度かむかし道を走ったがそのお店を見つける事はできなかった。 そして仲間の間では「幻のかき氷」と伝説になった。
2023年5月19日 僕と友達の3人はむかし道を走っていた。 第13回奥多摩周遊エコジャーニーに参加するための練習として。友達2人は昨年は参加していないのでその店の事は知らない。僕は、もう無いんだよな、でも夏になると出店しないかな、と想いながら走っていた。
それは突然だった。カーブを曲がった先に何かしらウエルカムボードのようなものが。心が弾むのがわかった。 お店が再開していた。
それも店内で食事もできるようにパワーアップして。もちろん自家製シロップのかき氷も健在。 おかみさんにお話を伺うと、店主さんに色々とあり一時閉めていたのを5/3に再オープンしたとのこと。
外から中を見ると畳のお部屋にテーブル席やソファがある。多分そこからは眼下に多摩川の渓谷が見えるはず。メニューはシャレたものは無いが絶対に美味しいに違いない。
お店の雰囲気、おかみさんの人柄からわかる。値段もリーズナブルだ。何も注文しないのに麦茶を頂いた。朝8時から、今のところ無休でやっているとのこと。 ここゴールに走ってまた来よう!3人皆同じ考えだった。
2023年7月1日 僕はまたここで復活の一杯を頂いているはずだ。
タロさんが試走中に話してくれて、改めてメッセンジャーで詳しく教えてくれた話をそのまま全文掲載したものです。(タロさんの了解済)
いい話を聞かせてもらったと感激して、恥ずかしいうタロさんにお願いして了解を得たのの、正直なところ人に話してしまうのがなんだかもったいないような気がしました。
走っていると車や電車では得られない出会いや発見があるよね~♪
奥多摩周遊道路〜地獄の入口〜
試走会の裏メイン!?地獄の1丁目にやってきました。
登り坂が13km続いて、最高点に到達したあとは下り坂が3km続くという修行にはうってつけの道です。
ご親切にも1km毎にかわいい鳥の立札がありました。
とにもかくもコンビニはおろか、トイレや自販機もない中「都民の森」に向かってひたすらすすむしかありません。
あなたもいつかキイチくんに会えるかも
アフロはワンコが大好き💛ワンコに会うために走ってるのかも!?
奥多摩周遊道路入口手前で、バイクの後ろに乗っているワンちゃんの姿が目に入りました。
ワンちゃんかわいかったね~と走っていたら、さっきのワンちゃんが休憩しているところに遭遇。
飼い主さんに聞くと、普段は東京に住んでいてバイクで奥多摩にやってきたようです。(奥多摩も東京だけどね💦)
チャイルドシートのようにキイチくんの安全を第一に考えて自作されたという犬専用BOX。
「一緒に旅行ですか?」と飼い主さんに聞くと、キイチくんのご飯を用意するために今日中に家に帰らなけらばならないと嬉しそうに話してくれました。
キイチくん専用ステッカーが貼ってあります。
旅するキイチくんのYouTubeがあると教えてもらったので探してみるとすぐにヒット!
「都民の森」にゴール!
終わりよければすべてよし。
タロさんとかばちゃんと一緒だったから、ヘタレなアフロでもなんとか完走できました。お2人には感謝!感謝!
実は7月の大会に出るのは3人のうちタロさんだけなのです。でも来年は3人で「奥多摩ジャーニー」にエントリーすることを誓いました。
タロさん、暑さに負けず大会がんばって!
タロさん、来年の試走よろしく♪
大会には出ない、試走大好きアフロが行ってきました~♪